めっきり寒くなってきました!!
って言うのも当たり前ですね。。。もう12月
クリスマスの時期です
ホワイトクリスマスとか、ロマンチックでいいですよねぇ
さて、本日は音声と映像の授業です”
まずは、言葉のお勉強から。
・エンコード ( Encode ) :データの圧縮や暗号化、元の信号に戻せるような変換
・デコード ( Decode ) :エンコードされた信号を戻すこと
次に、音声・映像のそれぞれについてもう少し詳しく書きたいと思います。
《 音 声 》
(1)エンコードの例
エンコードはデータの圧縮を行うことです。
音声データでは、例えば、CDなどのPCM音声データを10分の1にまで圧縮できるファイルフォーマットがあり、それをMP3と言います。
皆さんが使用しているiPod。
この音声データのファイルフォーマットがMP3です。
たくさん曲数が入りますよね
これもエンコードされているおかげです。
具体的にお話しするなら、通常CDは曲が15~20曲入るのですが、これをMP3にエンコーディングすると150~200曲入るようになるという感じです
(2)拡張子について
音声の拡張子には、大まかに4種類あります。
まずは
・WAV( .wav ):Windowsの標準的なファイル形式で、あまり圧縮されないので、ファイルサイズは大きいのですが、音質は良好。
・AIF( .aif ):Macintoshで使用される標準的な音声ファイル形式。WAVとほぼ同じ形態。
・MP3( .mp3 ):WAVやAIFと比較し、小さいファイルサイズですが、音質は若干劣る程度。
・MID( .mid ):上の三つのファイル形式は音声ファイルをそのまま保存しているのに対して、「 どこで、どの高さの音を、どの音色で流すか 」という情報しかない。ファイルサイズは非常に軽いが、聴く環境によって音質も異なる場合もあります。
(3)音声のエンコードについて
音声をエンコードする( 圧縮する )と、データはエンコードするたびに劣化していきます。
デジタルであれば、劣化は少なくてすみます。
ファイルを小さくするには、
・データ形式
・サンプリング周波数
・ビットレート( 量子化ビット数 )
で決定します。
●サンプリング周波数:通常のCDでの音楽は、44.1MHzですが、映像とともに使用する場合には、48kHzと決まっています。
サンプリング周波数を半分にして、データを縮小する方法もあります。
以下はデジタル化された音声信号のサンプリング周波数です。
・MD 44.1kHz
・DCC 48kHz、44.1kHz、32kHz
・DVD-Video 48kHz
・DVD-Audio 96kHz、92kHz
・mini DVビデオ 32kHz、48kHz
・デジタルケーブルTV 48kHz
・デジタル衛星放送TV 48kHz
・FMステレオ放送中継 32kHz
・電話 300Hz~3.4kHz、8kHz
●ビットレート数( 量子化ビット数 )
ビットレートはbps( ビットパーセカンド )という単位で示され、一秒間に何ビット伝送するのか?いうことを表示します。
数字が大きいほど高品質で、エンコード時間と比例します。
これらのことを踏まえながら、データを作成する目的を考えます。
盗用を避けるためには、あえて品質を落とす。など。
そのほかにも、利用者のことを考慮し、ダウンロードしやすい( ファイルサイズが軽い )や再生しやすい( 特別なソフト・知識を必要としない )なども考え、エンコード作業に移りましょう。
つぎは、映像、主に動画についてです。
《 映 像 》
(1)エンコードについて
動画には、テレビ・ビデオ・DVD・ハイビジョン・映画。
その他、PC用アニメーションとして、FLASH、GIFなどがあります。
それぞれ、一秒間に使用するコマ( フレーム数 )は以下のとおりです。
テレビ 29.97
ビデオ 30
DVD 29.97、30、60
ハイビジョン 30、60
映画 24
FLASH 1~10
GIF 1~10
テレビからハイビジョンまでの数字が、30前後なのは、人間の目が30フレーム/1秒 以上は理解できにくいという理由からです。
最低15~20フレームあると動画がスムーズであると認識します。
●VBR
VBR( Variable Bit Rate )回線を通じて伝送されるデータ量( ビットレート )が、その回線の混雑状況やファイル容量によって自動的に変化するストリーム制御方式のことを言います。
動きや画像の内容が混み合っているときは、ビットレートを高く、単調な場合には低くなります。
●インターレースとプログレッシブについて
まずは、ここで「 走査線 」についてお話します。
・走査線:ディスプレイ・テレビの画面は走査線が大量に横向きに走っています。
その、走査線が上部から順に画像を表示していくことで、画面が表示されます。
・インターレース:インターレースは、先ほど紹介した走査線の奇数段目を最初に、偶数段目を次に表示していく方式。
画面のちらつきなどが抑えられるため、ほとんどのテレビで採用されている。
・プログレッシブ:上の走査線から順次表示していく方式。
ノンインターレースとも呼ばれる。静止画を表示する場合などに使用される。
●アスペクト比
画面・画像の縦横費。
・ 4:3 :コンピュータモニタ、テレビの地上波放送、BS放送( ハイビジョンを除く )
・16:9 :BSデジタルを含むハイビジョン放送
以上が基本的な予備知識で、以下はエンコードの流れです。
1.動画のサンプリング・キャプチャ
2.非圧縮で保存
3.用途に応じて圧縮、フォーマット
4.保存
(2)拡張子について
・asf
・wma
・wmv
・avi
・wav
・mpeg
・mp3
・aiff
・au
・CD
・midi
ここまでがまず知識的なお勉強ということで。
その後に、早速動画の編集をしました。
一日の時間の7割はこのお勉強に費やしてしまったような気もします、が!
残り時間でちょこっと動画編集ソフトに触れました
今回は、Windowsに付属しているDVDメーカーを利用します。
このソフトを使用すると容易に、タイトルつけや画像の編集などができちゃいます
今回は、2つの動画ファイルを1つにつなぎ、タイトル・エンドロールをつける作業をしました。
操作方法としては、Power Pointに似ていたような…?
しかも効果は本当にそっくり!
Power Pointを利用されたことのある方は、わかっていただけるかも??
あまりプロ向きのソフトという雰囲気ではありませんが、まずは導入としてぴったりのソフトです
まずは、このソフトを使用して、動画編集の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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