Excel初級【絶対参照】

先回はRANK関数を使って順位を求めることができましたね。(*^^)v
今回はこの計算式をコピーしてから、絶対参照についてご説明したいと思います。

もう一度「セルA4」をクリックして、入力されている関数を確認してみましょう。「セルA4」をクリックすると数式バーに入力されている計算式が表示されますね。

=RANK(C4,$C$4:$C$17,0)となっているはずです。「=RANK」とありますのでこのセルに「RANK」関数が入力されていることが分かります。そして「」から一番最初の「」の間にある「C4」が1つ目の引数です。次の「」からその次の「」までの間にある「$C$4:$C$17」が2つ目の引数で、3番目の「」から「」までの間にある「0」が3つ目の引数です。

?今回はその計算式を下にコピーしてみたいと思います。

下図のように「セルA4」の右下にマウスを合わせ「+」が表示されたらそのまま「セルA17」までドラックします。

絶対参照

セルの計算式がコピーされ、下図のようになりますね。

絶対参照

範囲の一番下の「セルA14」をクリックしてみましょう。数式バーを見るとこのセルの計算式が分かりますね。「セルA4」に最初に入力した1つ目の引数は「C4」でしたが、それが「C17」に変化していますね。このように計算式の中でセル番地を指定するとそのセル番地は1つ下のセルにコピーすれば1つ下のセル番地に、1つ右にコピーすれば1つ右のセル番地に変化するのです。

でも今回の2つ目の引数のようにコピーしてもセル範囲を変えたくない場合には、絶対参照のセル番地にする必要があるのです。計算式の中でセル範囲を指定した直後に「F4」キーを押すことでセル番地の列番号・行番号の左に「」が表示され、絶対参照のセル番地になります。

そのため計算式をコピーしても2つ目の引数は「$C$4:$C$17」のままで変化していないんですよ。(^v^)

絶対参照

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