下の表は山梨県内の高校野球の出場回数をまとめたものです。
各高校に出場回数の多い方から順位をつけてみましょう。(^v^)
このような順位をつけるにはRANKという関数を使います。
まず、順位を出したいセル「A4」をクリックし、数式バーの左の「fx」関数の挿入ボタンをクリックします。
下図のような「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されます。今回使いたいRANK関数は「統計」という分類ですので、関数の分類の右の「▼」をクリックし分類を「統計」に変えます。
下図のように「統計」に分類されている関数が表示されますので、スクロールして「RANK」関数を探し、クリックして選択しOKをクリックします。
ちなみに… 関数を入力する時に分類が何かが分からない時は、関数の分類を「すべて」にするとほとんどの関数が表示されます。アルファベットの順になっていますので、そこから探してくださいね。
下図のように「関数の引数」ダイアログボックスが表示されますね。
関数の引数とはこの関数を使ってエクセルが計算を行う時に必要な情報のことです。エクセルはこの引数をもとに計算を行い、その結果をセルに表示してくれるのです。関数によって指定する引数の数や種類は違います。RANK関数では3つの引数、「数値」「参照」「順序」を指定する必要があります。
では、下図のように1つ目の引数「数値」の右端のボタンをクリックします。
下図のように関数の引数のダイアログボックスが小さくなりセルを参照しやすい状態になりますので、順位を求めたい「市川高校」の出場回数が入力されている「セルC4」をクリックします。
下図のように枠内に「C4」と表示されたら右のボタンをクリックします。
すると再び「関数の引数」ダイアログボックスに戻りますので今度は「参照」の右のボタンをクリックします。
この「参照」には先ほど「数値」に指定した「セルC4」を比較したいセル範囲全体を指定しますので、「C4」から「C17」までをドラックし、キーボードの上の「F4」キーを一回押してから、引数の右のボタンをクリックします。この「F4」キーを押す理由についてはまたの機会にご説明したいと思います。
再び、関数の引数ダイアログボックスに戻りますので最後の引数「順序」を指定します。
数値の大きい方を1位としたければ降順なので「0」を指定し、数値の小さいものを1位としたければ昇順なので「0以外」の数値を指定します。
今回は降順にしたいので「0」を入力し、OKをクリックします。
下図のように9位という結果になりましたね。(^_-)-☆
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