普段ショートカットキーって使っていますか?
ショートカットキーを使えば、マウスでいちいちあっちこっちをクリックするわずらわしさから解放されます!
覚えればいつもの作業がちょっとだけ早くなってとても効率的です。
今回は、Windowsのショートカットキーを中心にご紹介します。
●コピー
Ctrl + C
Cは「コピー(copy)」のCで覚えやすい!
●ペースト(貼り付け)
Ctrl + V
VはCの右隣!
●カット(切り取り)
Ctrl + X
XはCの左隣!コピー、ペースト、カットはセットで覚えよう!
●選択 開く(マウスでいうところのダブルクリック)
Enter
アプリケーションを起動したり、フォルダを開いたりするにはマウスでダブルクリックしますが、開きたいファイルなどを選んでEnterキーを押せば開くことができます。
●閉じる
ファイルや、ブラウザなどを閉じる時、画面右上の×ボタンを押すのはちょっと面倒。
Ctrl + W
これでファイルやフォルダなどを一瞬で閉じることができます。
さらに、IllustratorやPhotoshopなど一部のソフトはCtrl + Qでソフトそのものを閉じる(終了)ことができます。
●前の動作に戻る
Ctrl + Z
例えば、「わたしは花子です。」という文章を書いていて、「花子」を「太郎」に変更したとします。
そんなとき、Ctrl + Zを押せばひとつ前の動作に戻ることができます。
「太郎」が消える → 「花子」が表示される。
Ctrl + Zは、押せば押した分だけ前の動作に戻ることができます。ソフトによっては戻れる回数が決まっていて、一定数以上は戻れないので気をつけましょう。
●やり直す(戻ったけど元に戻す)
Ctrl + Y
「太郎」にしたけどやっぱり「花子」にしよう。などというとき、Ctrl + Yを押せば「花子」に戻ります。
ちなみに、Illustratorでは、Ctrl + Shift + Zでやり直しになります。
●保存(上書き保存)
Ctrl + S
メモ帳でもWordでもPhotoshopでも、こまめに保存するのは常識!
無意識でも保存するようにCtrl + Sは指に覚えさせちゃいましょう。
ちなみに、未保存のもの(新規作成で作り始めて1回も保存していないもの)は、Ctrl + Sを押すと「名前を付けて保存」になります。
●名前を付けて保存
Ctrl + Shift + S
作成しているファイルを、上書き保存ではなく、別名で保存したいときは、これを押せば違う名前で保存することができます。
●新規作成
Ctrl + N
Nは「New」のNと覚えましょう!
●マウスを使わないで右クリック
アプリケーションキー
右側のCtrlキーの左にポインタのアイコンが書かれているキーがあると思います。
※画像はWikipediaより引用。
このキーが右クリック専用のキーなんです。
ショートカットキーは良く使う方ですが、この記事を書くにあたって調べていて、初めて知りました。メジャーなキーなのかちょっとよくわからないですけど、普段はちょうど右手の下に隠れちゃっているからあんまり目立たないんですよね。
このキーがあれば、マウスでいちいち右クリックしなくても右クリックができちゃうんです!
また、右クリックで出てきたメニューも、←キーか英字キーを押せば選択できちゃいます。とっても便利!
リストやメニューの機能の横に(O)とかCtrl + Cとか書いてあったら、それがショートキーです。
右クリックだけでなく、OfficeやAdobe、ブラウザなど様々なソフトでもショートカットキーを教えてくれているので、見てみてください。
●複数のウィンドウを開いているとき
ブラウザとExcelとWordといくつかのフォルダを開いている状態で、Wordで作業しているとき、「Wikipediaからあの文章を持ってこよう!」とブラウザを表示するとき、画面を最小化したり、ブラウザのアイコンをクリックしていたりしませんか?
たくさんウィンドウを立ち上げっているときでも、
Tab + Alt
これを使えば、今自分が開いている複数あるウィンドウの中から、次に開きたいウィンドウを簡単に呼び出すことができちゃうんです。
今自分が使用しているウィンドウを「アクティブウィンドウ」といいます。つまり、このショートカットでアクティブウィンドウの切り替えができるというわけです。
●同じソフト中で、複数のタブもしくはファイルを開いているとき
ブラウザなどで複数のタブや、Wordなどで複数のファイルを開いているときに、切り替える方法です。
Tab + Ctrl
例えば、ブラウザでYou Tubeとニコニコ動画のふたつの画面を開いていて、ニコニコ動画で見つからなかった動画をYou Tubeで検索したいというとき。
このキーを押せば、マウスを使わなくてもタブを切り替えることができます。
この他、WordやExcelで複数のファイルを同時に開いているときや、Photoshopで開いているときなど、様々なシーンで使えます。
◎ブラウザで使えるショートカットキー
パソコンを使っていればインターネットをよく使いますよね?ブラウザにも便利なショートカットキーがあります。これを覚えれば普段のネットサーフィンも快適サクサクになります!
●更新
F5
ページをリロード(再読み込み)するときに使います。
ページが更新されているはずなのに、ページの情報が古いまま、というときは「キャッシュ」が残っている可能性があります。
そんなときはCtrl + F5でスーパーキャッシュクリアをすれば大丈夫です。
これについては以下の記事でくわしく説明されているので、参照してください。
▼更新したはずのページが更新されない時 [Ctrl]+[F5]
●戻る
Backspace
前のページに戻るとき、いちいちブラウザの戻るボタンをクリックしていませんか?
文字を消すだけでなく、このキーを押せば戻れます。
また、フォルダやFTPなどの階層を戻るときにも使えます。
「マイピクチャ」の中の「猫画像」フォルダを表示してるとき、そこから「マイピクチャ」へ戻るときなど。「1個前のフォルダ」に戻れます。
●新しいタブを開く
Ctrl + T
別のタブを開きたいとき、いちいちマウスでクリックしなくても一瞬で新しいタブを開くことができます。
ただし、あまりタブを開き過ぎると動作や表示が重くなってしまうので気をつけましょう!
●タブの切り替え
Ctrl + 数字
Tab + Ctrlでももちろん切り替えできますが、「この○番目のタブを開きたい!」というときに直接指定して切り替えることができます。
たとえば4つタブを開いているとき、Ctrl + 3を押せば左から3番目のタブに切り替えできます。
●便利なAlt
意外と使われていないのがこのAlt。実はすごく便利なキーなんです。
特にデザイン系のソフトでは重宝します。
画面の上に「ファイル」「編集」とか、色々なメニューが並んでいると思います。それをクリックすると中身がずらーっと表示されます。
※画像はIllustrator CS3の画面。
これをAlt押しながら英字キーを押せば開けます。
でてきたメニューは矢印キーか、項目の右にアルファベットが書いてあるのでそのキーを押せばいいのです。
特にメニューの中からさらに細かい項目を選んでいくときなんかは、ちょっとでもマウスがメニューから離れちゃうと選べなかったりするので、マウス操作が不得意な人ほどAltを活用すべきだと思います。
WordやExcelの場合はOffice2007くらいからは結構UI(見た目)が変わっていて、「ファイル(F)」とか「編集(E)」がないのですが、Altキーを長押ししていると、
こんなふうにでてきます。
※画像はWord2010の画面。
普段の仕事をもっと早くしたい、パソコンをバリバリ使いこなしたい!という方はまずはショートカットキーを覚えていくとよいと思います。
この他にも、ソフト固有のショートカットキーなど、たくさんのショートカットキーがありますので、興味のある方は調べてみてください!
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