仕事を行っていく上で必要なスキルはもちろん業種によって異なってきます。とくに専門分野での仕事をする場合にはそれに求められる資格やスキルがあります。
そして、どのような仕事に就くにしても必ず求められるスキルというものがあり、特に会社組織のなかで働く社会人に必要不可欠と言ってもよいスキルです。今回は就活中や求職中の方に知っていただきたい基本スキルについてご紹介します。
社会人に必要な4つの基本スキル
1. 聞くこと
2. 話すこと
3. 考えること
4. 計画すること
これを聞いて当たり前のことだと思われた方もいらっしゃるかもしれません。でもこの当たり前のことが仕事上の失敗を防いだり、成功に大きく影響を及ぼしていく要素となります。新人、大先輩問わず、「無計画さん」や「うっかりさん」など仕事のミスの多い方はこの基本スキルをもう一度再確認してみてくださいね。
聞くこと
これを重視しない傾向が一般的に見られますが、実はとても大切なことです。お客様の言われることであれ上司からの指示であれ、正確に聞くことができなければ、まず仕事は成功しないでしょう。また相手の話を一遍通りの言葉として捉えるのではなく、その真意は何なのかを見極めなければなりません。そうしてこそ本当に相手を満足させる仕事を行うことができるのです。
話すこと
意志の疎通を図るということはより良い仕事を行っていく上で欠かせません。そのためには自分が正確に情報を伝える話し方ができているかを考えなければなりません。何かを話す時には相手が既に何を知っているかを知ることも大切です。それによってどこから話を始めるべきか、より詳しい説明が必要なのかが違ってくるからです。また限られた時間で的確な情報伝達をしなければならない仕事上の場面では、要点や結論を先に話し後で詳述するという方法が一般的です。
考えること
言われた通りに仕事をする-これは間違ったことではありません。でも自分の指示された仕事にだけ集中してしまい仕事の全体像を考えないなら、実はとても不効率なことをしているということにもなりかねないのです。
「なぜその仕事をする必要があるのか」つまり仕事の与えられた意義を把握しているなら、より良い方法が見つかることもあります。また改善点を見つけて、それが会社全体の向上につながっていくこともあるでしょう。でもそれぞれが忙しく仕事をこなしている職場ではだれかがそこまで懇切丁寧に教えてくれることはほとんどありません。仕事が与えられる時に自分で考える必要があるのです。
計画すること
仕事を効率的に行うにはスケジュール管理がかかせません。先に与えられた仕事からひたすら片づけていけばよいというわけではないのです。何から行ったらよいのかを決めるにあたって考えなければならないのが期日と重要度、難易度です。
たとえ良い仕事をしたとしても期日を守らなければ高く評価されることはありませんし、場合によっては仕事そのものが無意味になってしまうことがあります。
また重要度の高い仕事は確実に行う必要がありますし、難易度の高い仕事はどの程度時間がかかるかをあらかじめ予測する必要もあるでしょう。
計画段階で期日までに終わらせることが難しいということが分かれば、事前に対策を考えることもできます。
専門分野での資格やスキルの前にまずは自分の基本スキルを見つめなおしてみるのはいかがでしょうか。(^.^)
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