セクション1 はじめに

1-1 HTMLとは

言語とはパソコンが理解できるよう記述されたもの、タグという目印の付いたテキストです。 HTML言語のルールさえ熟知しておけば、テキストエディタだけでもWEBページは作れるのです。 HTMLの正式名称は「Hyper Text Markup Language、(ハイパーテキストマークアップランゲージ)」で、文書から文書へジャンプする、文章を超えた超文書、という意味が含まれています。ジャンプに必要なのがタグという目印です。タグによって書式や画像の表現が設定できるのです。 HTMLW3Cが正式に勧告するもので、現在はHTML4.01仕様とされています。 これには見栄えを定義するタグや属性はスタイルシートで別途記述するといった内容になっています。 よって直接ページに使われているタグに、推奨・非推奨がでてくるというのです。
テキストエディタだけでもWEBページは作れるのです。と人はそんなことを言いますが
・・・・いいえ、 ドリ様、さまさまです。

1-2 Webページを制作するとは

ポイント1 
コンテクストデザイン (文書の論理構造)
見出しタグ<h>などの正しい使い方によってアクセシビリティを高めます。

ポイント2
ユーザビリティ
ユーザー(WEBページを利用する人)にとって使いやすいページを作ること。

ポイント3
ビジュアルデザイン
見た目の使いやすさはユーザビリティ、アクセシビリティにつながります。

ポイント4
アクセシビリティ
ユーザーの環境を考慮した、ブラウザに依存しないページ作りは、ときに大変です。
しかしより多くのひとにWEBページを利用してもらうためには、検索に間違いなくヒットしたり、ページ中で迷わないようにすることも作り手が考えることなのです。

1-3 ページの公開

以前、数字のIPアドレスしかなかったころ、世界にはURLが限られていました。しかしサーバーの開発・発達によっていまでは無限と言っていいほどのURLがあります。
だれでもURLがなければWEBページを公開することはできません。
ではどうすればいいのでしょうか。
WEBページは何某かのサーバーで決められたURLアドレスを取得することから始まります。
自分でサーバーを立ち上げるのでなければレンタルサーバーかプロバイダが行っている無料サーバーを利用してアドレスを得ることができます。

ページを作成したらさっそくサーバーに乗せましょう。これをアップロードと言います。サーバーにUPする、サーバーから情報を得るときはダウンロードやGETするというふうに使います。