セクション3  テキスト

3-1 改行

文章の改行の時は、以下のように使用します。
改行したい部分のソースコードに<br>と記述します。
<br>には閉じタグはありません。
サンプル ソースコード
三日月や
ふわりと梅に
うぐいすが
  三日月や<br>
ふわりと梅に<br>
うぐいすが
ちょっとおねむになりかけた午前0時。うっかりShiftキーを押さずに改行。気がつけばそこに<p>タグが・・・。

3-2 改行の禁止

改行を禁止したい文章に適応してください。
改行したくないテキストの頭に<nobr>、最後に閉じタグの</nobr>を記述します。
サンプル 1 ソースコード 1
この部分は改行されません   <nobr>この部分は改行されません</nobr>
tdに文字を挿入した場合、自動的に改行されてしまうことがあります。
そんなときは<nobr>のタグを使うと便利です。

3-3 文字の色

文章中の一部分の文字の色を指定することができます。
色は#で始まるカラーコードか、英語で指定します。
カラーコードの方が、より詳細な色味を設定することが可能です。
<font color="カラーコード"></font>にはさまれた部分だけ指定した色に変わります。
サンプル ソースコード
茶の花にかくれんぼする雀かな   茶の花に<font color="#ff0000">かくれんぼする</font>雀かな
フォントタグは今後、廃止される予定のタグです。スタイルシートによる色の変更方法をご覧ください。
色はredなど英語でも指定できますが、きちんと#で始まるカラーコードでの指定をおすすめします。
関連
文字の色を変更する

3-4 文字の大きさ

文章中の文字の大きさを変更する方法です。
大きさは、相対値・絶対値での指定が可能です。
相対値:-7〜+7  絶対値:1〜7
<font size="文字の大きさ"></font>にはさまれた部分だけ文字の大きさが変わります。
サンプル ソースコード
風に
歩いて逃げる
ほたるかな
  <font size="+3"></font>風に<br>
歩いて逃げる<br>
<font size="-3">ほたる</font>かな
フォントタグは今後、廃止される予定のタグです。スタイルシートによる大きさの変更方法をご覧ください。
関連
文字の大きさを変更する

3-5 行ぞろえ

文章の行揃えを<div>で指定します。
行揃えは、left左揃え・center中央ぞろえ・right右揃えが指定できます。
サンプル ソースコード
雀の子
そこのけそこのけ
御馬が通る
  <div align="left">雀の子</div>
<div align="center">そこのけそこのけ</div>
<div align="right">御馬が通る</div>
divってけっこう使えるいいヤツなんだよね・・・・。
関連
文字の表示位置をスタイルシートで定義する

3-6 段落

段落を<p>で設定することができます。
サンプル ソースコード

朝顔の

数えるほどに

なりにけり

  朝顔の<p>数えるほどに</p>なりにけり

3-7 箇条書き(リスト)1

箇条書き(リスト)にしたい時に、<ul>ソースコードを使用します。
<li>と組み合わせることで左にインデントが発生します。
サンプル1 ソースコード1
  • やせ蛙
  • 負けるな一茶
  • これにあり
  <ul>
<li>
やせ蛙</li>
<li>
負けるな一茶</li>
<li>
これにあり</li>
</ul>
入れ子にしても使用できます。
サンプル2 ソースコード2
  • やせ蛙
  • 負けるな一茶
  • これにあり
    • やせ蛙
    • 負けるな一茶
    • これにあり
  <ul>
<li>
やせ蛙</li>
<li>
負けるな一茶</li>
<li>
これにあり
<ul>
<li>
やせ蛙</li>
<li>
負けるな一茶</li>
<li>
これにあり</li>
</ul>
</li>
</ul>
 
関連
リストをスタイルシートで定義する

3-8 箇条書き(リスト)2

番号つきで箇条書き(リスト)にしたい時に、<ol>のソースコードを使用します。
<li>と組み合わせることで左にインデントが発生します。
サンプル ソースコード
  1. 春風や
  2. 牛にひかれて
  3. 善光寺
  <ol>
<li>
春風や</li>
<li>
牛にひかれて</li>
<li>
善光寺</li>
</ol>
 
関連
リストをスタイルシートで定義する

3-9 読み仮名

漢字などに読み仮名をつけたいとき、二段に表示します。
手間がかかるので、あまり使われず、非対称ブラウザもあるため、読み仮名はタグを使わず()で記す方法が良いでしょう。
サンプル ソースコード
じっとして馬に 鼾 ( かが ) るる蛙かな   じっとして馬に<ruby>
<rb
>鼾</rb><rp>(</rp>
<rt>
かが</rt><rp>)</rp></ruby>
るる蛙かな

3-10 上付き・下付

文章中に上付き文字、下付き文字の表示をしたいとき。
<sup>が上付き、<sub>が下付き。
本文より小さい字で表示。
行送りが字の分だけ広がります。
サンプル ソースコード
(上付き)
50平方センチメートル=50cm2

(下付き)
脚注などにつかう※1はこうです。
  (上付き)<br>
50平方センチメートル=50cm<sup>2</sup><br>
<br>

(下付き)<br>
脚注などにつかう<sub>※1</sub>はこうです。