イラスト・漫画セミナー(ダイジェスト版)

イラスト・漫画セミナー(無料)

ペンタブレット・液晶ペンタブレットで描く

イラストレイター、漫画家、絵師の第一歩
2021年3月28日開催 イラストや漫画に関する無料セミナー。以前からお問い合わせやリクエストが多く寄せられていましたので、在校生、卒業生、体験レッスン受講生に限定してのオンライン開催となりました。セミナー当日よりだいぶ時間が経過してしまいましたが、ダイジェスト版を公開させていただきます。

なお、毎年、春恒例の新受講生向きに開催しております入門セミナー(無料)は、残念ながら、2021年春も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面授業の開催を見送りさせていただきました。お問い合わせ、お申し込みいただいた方にはご期待に沿えず誠に申し訳ございません。平常営業になりましたら改めて入門セミナー(無料)の開催を検討したいと考えております。


まずは、入力機器選びから

ペンタブレット・液晶ペンタブレット(入力機器)

以前はWACOM Intuos シリーズ Large(大きいプロ用サイズ)一択でしたが、最近では液晶ペンタブレットのメーカーや機種が増え、特に、Apple iPadHUAWEI MatePadの筆圧感知機能付きペンシル入力(タッチペン)は秀逸です。対応アプリケーションソフトにもよりますが、プロが愛用する WACOM に拘らなくても良くなりましたので、ご予算に合わせてお選びください。

挿絵、サムネイル画像、アイコン、趣味の範囲であれば、スマートフォンのApple iPhoneSamsung Galaxy Noteもお薦めできす。キャンパスサイズ、つまり物理的な画面サイズは5.5~6.5インチ程度に限られますが、能力的にはタブレットに対して遜色ありません。

作例別に制作工程を見てみましょう
各自、セミナー開始前に配布してあります下絵と塗り絵用線画を用いて、自前のペンタブレットやスマートフォンでイラスト制作を体験していただきます。ここでは、作例別に制作ポイントを簡単に解説します。


【入門】線画でシンプルな3~4頭身キャラクター

あのアプリを擬人化しましょう

アナログ下書き、Illustrator 描き始め、Illustrator 仕上げ

鉛筆でラフを作成し、スキャナで読み込む。フォトショップ形式で保存する。 → 次にイラストレーターを起動し、新規データを作成し配置する。

ペンツールを使いパスで形をとり、調整しながらとりあえず簡単に線と塗りを仕上げる。

影や小物、模様を足して、細かいところを描き込んでいく。

立ち位置を変えて、4体仕上げる。

キャラクターが完成した後にほかのアイテムを付け足したり変更すれば、イラストのバリエーションが増える。イラストレーター仕上げの最大のメリットは、改変やバリエーション作成が容易なこと。そして、解像度に依存しないので、仕上がりサイズは確定していなくても良い。


【初級】線画で動きのある6~7頭身キャラクター

VOCALOIDっぽいカワイイ女の子たち

Photoshop 下書き、Illustrator 描き始め、Illustrator 仕上げ

鉛筆やスキャナは使わずに最初からペンタブでラフを描き、大まかなポージングや完成イメージを決める。どことなく、あの子に似ている気がするので、自主規制のため首から上はフレームアウト。

修正しやすいようにレイヤーをキャラクターごと、部品ごとにわけペン入れをする。線画完成。

5体の線と塗りの完成。こちらもイラストレーター仕上げなので色変更や位置変更も簡単です。


【中級】背景ありのリアルなキャラクター

VOCALOIDっぽい女の子が酒折に来たら?

Photoshop 下書き、Photoshop 清書、Photoshop 仕上げ

鉛筆やスキャナは使わずに最初からペンタブでラフを描いて、ペン入れする。 → たまには左右を反転しながらバランスをチェックする。 → 修正しやすいようにレイヤーを部品ごとにわけペン入れをする。どことなく、あの子に似ている気がするので、自主規制のため目元は隠します。

このイラストにはリアルな背景を描きたいので、写真を撮影し、写真上に登場人物を配置し、大まかに着彩イメージを決める。

キャラクターを着彩する。 → 背景写真をイラストに合うように描き起こしていく。 → 近く(手前側)は若干鮮やかな色で描きおこし、遠くになるにつれ鈍い色で着彩し遠近感を出す。

登場人物の足元(接地面)の影を馴染ませて、背景を描き込み完成。・・・そうです、(当時の)当スクリール前のロータリーで、酒折駅前です。


【上級】立体的に描き込みエフェクトふんだんキャラクター

当スクールのイメージキャラクター

Photoshop 下書き、Photoshop 清書、Photoshop 仕上げ

鉛筆やスキャナは使わずに最初からペンタブでラフを描いて、ペン入れする。

デザイン要素が多いイラストのため、衣装や小物まで、細部を決めておくと、整合性や完成度の高いイラストになる。これで後々、多方角の角度から追加カットがあっても大丈夫。

作業性を良くするため、随時修正しやすいようにレイヤーを部品ごとにわけ、仕上げの描き込みを行う。

躍動感の演出のため、教本を3冊空中へ浮かべる(配置する)。

レーザーポインターやアニメーション効果などエフェクトを加えて完成です。普通、ここまでしませんが・・・

※VOCALOID(ボーカロイド)はヤマハ株式会社の登録商標です。


イラスト&漫画入門セミナー ~初級者向き~の受講生も、まったく初めての受講生も、短いセミナー時間でしたが、基礎知識から応用まで、イラストの楽しさとテクニックを知る良い機会になったと思います。何を描くか、どこまで描くかによって、ペンタブレット・液晶ペンタブレット(入力機器)の選択は異なりますので、今後の周辺機器選びにおいて参考にして欲しいと思います。

なお、ダイジェスト版のこの記事ではハード面(周辺機器)の基本操作は割愛し、ソフト面(アプリ・ツール)の制作ポイントのみのご紹介とさせていただきました。お絵描き系ソフトについては、以下の新規受講生の方へご案内ページの推奨アプリケーションソフトをご覧ください。


最後に、WEBデザインDTPデザインMicrosoft Office 講座の予習、復習、見学向けのWEB公開レッスンでは、過去の授業の様子やテクニックをご覧いただけます。




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