皆さんこんにちは。
今回は Illustrator によるロゴデザイン・タイトルデザインの実務レベルのレッスンです。
前回の Photoshop と同じくAdobe社のソフトで、世界中のプロが愛用しているグラフィックやイラストレーションの作成に適した Illustrator 。DTPデザインの分野では業界標準です。
まず最初におさらいとして、「雑誌タイトルのデザイン手順 ~初級編~」を以下の手順のように作ってみます。
Illustrator でイメージしているパス(アウトライン)を完成させたら、Illustrator または Photoshop または Fireworks など好きなソフトを用いて、着色し立体的に仕上げ、まさしく「うるつや」な文字の完成。
コスメティック特集や女性誌などで見るような雰囲気にするには、ご覧のように少しウエイトを太くして傾かせる(シアー)するのがポイントです
続いて、「雑誌タイトルロゴのデザイン手順 ~中級編~」は、初級編で学んだパスの操作や加工技術を生かしつつ、より豪華に、より立派に仕上げます。
そして、グロー、シャドウ、グラデーションを加えると、「ぴあ」や「東京一週間」などのグルメ雑誌風のタイトルデザインの完成です
最後はタウン誌のように、背景の写真やイラスト、そしてクリスマス特集のロゴを加え、見開きの特集らしく見栄えするように仕上げます。ここまで作りこむと、レイヤーやオブジェクトは相当複雑で、Illustrator の動作が重くなってきます。
同じ手法を組み合わせて使えば、以下のようなタイトルやロゴのデザインも簡単にできちゃう
いかがでしょうか?
これだけ色々なロゴデザインが表現できるようになると、クライアントのわがままな要望にも応えることができますね。
Photoshop が写真加工のプロなら、Illustrator はさしずめ「文字加工のプロ」といった感じでしょうか
実戦編に入り、表面的なソフトの機能は使わなくなるので一気に難易度が上がりましたが、メキメキと私達の技術面でのクオリティが上がっている気がします・・・
実戦編が終了する際には、プロ=即戦力として胸をはれそうです。
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